ABOUT
詩と音楽のコラボレーションの可能性を探求し、新しい日本語エンターテイメントの形を提示するパフォーマンスグループ。
音楽家の視点から縦横無尽に近代詩・現代詩を読み解き、ポップかつアバンギャルドな音楽スタイルで聴衆を言葉と音の果てしない世界に連れ出します。
東京芸術大学音楽学部の卒業生を中心とした、クラシック、邦楽、アイリッシュ音楽の演奏家、歌手、作曲家など約20名のハイブリッドな編成で活動中。
谷川俊太郎、小室等、佐々木幹郎、二代目高橋竹山、 谷川賢作、矢野顕子、覚和歌子、各氏と共演。
【これまでに作品で取り上げた詩人】
中原中也、金子みすゞ、まど・みちお、谷川俊太郎、佐々木幹郎、伊藤比呂美、川上未映子、藤原安紀子、暁方ミセイ、最果タヒ
MEMBER
【作曲・ピアノ】 埼玉県立大宮光陵高校音楽科ピアノ専攻卒業。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。 2004年、韓国芸術総合学校(KNUA)での「NONG Project 2004」にて室内楽曲が演奏される。 2006年、奏楽堂日本歌曲コンクール作曲部門中田喜直賞の部入選。 2011年よりボーカリスト久保田彩佳とポップユニット「Tea rouge」を始動し、首都圏を拠点に活動中。
【作曲・ピアノ】 神奈川県生まれ。 作曲家、ピアニスト、ヴォーカリスト。津軽三味線の名手・二代目高橋竹山との演奏活動や、シンガーソングライターとしての活動、様々なイベント・ラジオ番組等へのアレンジ提供などを積極的に行いつつ、日本語と音楽のコラボレーションの可能性を追究している。DCPRGメンバー。2014年12月、菊地成孔との共同プロデュースアルバム『シャーマン狩り』を発売。東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。
【ソプラノ】 東京芸大卒業、同大学院修了。2006年にデビュー後、「ヘンゼルとグレーテル」のグレーテル、「こうもり」のアデーレ、「愛の妙薬」のアディーナなど、多くのオペラに主要なキャストとして出演。ベートーヴェン「第九」やマーラー「交響曲第4番」などコンサートのソリストとしても、NHK交響楽団、読売交響楽団、東京交響楽団など、多くのオーケストラと共演。また、新作初演や日本歌曲にも力を入れて取り組んでいる。2010年より拠点をウィーンに移し、研鑽を積みながら演奏活動を行う。2011年度文化庁在外研修員。2012年ソフィア国立歌劇場にて欧州デビュー。ウィーンにて開催のオペレッタコンクールで二位を受賞。ウィーン楽友協会やブラジルでも演奏するなど、海外へも活動の場を広げている。
【ソプラノ】 京都府出身。京都市立音楽高等学校(現・京都堀川音楽高等学校)を経て2008年東京藝術大学声楽科卒業。第57回全日本学生音楽コンクール高校生の部1位。京都市立学校文化芸術賞受賞。第76回選抜高校野球大会開会式にて君が代独唱。2009年より渡伊、現在イタリア国立パルマ音楽院声楽科に在籍。これまでに声楽を故竹内光男、納多正明、菅英三子、川上洋司、N.ベルターニ、I. アラマヨの各氏に師事。マリエッラ・デヴィーアのマスタークラス受講。
【アートマネージャー・ソプラノ】 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後、米ボストンにて声楽とアートマネージメントを学ぶ。地元密着型イベントの企画、運営に積極的に取り組み、隔月で「ヴォーリズ建築で奏でるバロック」や、邦楽オリジナルミュージカル「紅色の残響」「RYOUNKAKU」などを企画、制作、運営。これまでに伊原直子、藤花優子、宮崎晶子、Robert Honeysucker、井岡潤子の各氏に師事、またコレペティトゥールの安田紀子氏に指導を受ける。
【ソプラノ】 東京芸術大学卒業 野村財団、ベルギー政府給費奨学生としてブリュッセル王立音楽院修士課程に在籍中。 ベルギーとオランダにて、H.パーセル作曲オペラ「ディドとエアネス」セカンドウーマン役で出演。今年三月にはリエージュ王立歌劇場、M.ラヴェル作曲オペラ「子供と魔法」子供役で出演予定の他、ベルギー現代音楽祭アルスムジカに出演予定。 マリアンヌプッスール氏に師事。現代音楽の分野において研鑽を積んでいる。
【テノール】 東京藝大大学院で音楽博士学位取得。宮本亜門演出「コジ・ファン・トゥッテ」フェランドで二期会デビュー。「魔笛」タミーノは兵庫県芸術文化センター、日生劇場、二期会公演などに出演する当り役。新国立劇場公演には「沈黙」モキチ役等で出演。この9月にはイギリスのロンドン、オーフォードでブリテン「カーリュー・リヴァー」狂女役で好評を得た。二期会会員。
【テノール】 東京藝術大学声楽科卒業。同大学大学院音楽研究科修士課程1年(オペラ)に在籍。シューベルト「ミサ曲第2番」「ミサ曲第6番」、ハイドン「ハルモニアミサ」、J.S.バッハ「マニフィカト」、第62回藝大メサイアのテノールソリストを務める。オペラ「ドン・ジョヴァンニ」においてドン・オッターヴィオを演ずる。藝大オペラ第59回定期公演「秘密の結婚」にパオリーノ役で出演予定。
【ヴォーカル】 国際基督教大学卒業、東京藝術大学大学院修了。2009年より渡英、ローム・ミュージック・ファンデーション奨学生として、現在ブリストル大学博士課程在籍(音楽学)。英国オルガン文化研究の傍ら、ヴォーカリストとしてVOICE SPACEの公演、企画・構成に参加。平成19年度文化庁芸術祭参加作品「子守唄よ―中原中也をめぐる声と音楽のファンタジー」脚本担当。
【アイリッシュフルート・ティンホイッスル】 東京芸術大学大学院修士課程修了。谷村新司、坂本龍一、葉加瀬太郎、ゆず、NHK連続テレビドラマ小説『ゲゲゲの女房』他、多数の録音に参加。O'Jizo、Toyota Ceili Band、とらとらとら等複数のバンドを主宰。日本人として初めてオール・アイルランド・フラー・キョールのコンペティション本戦に出場。アイルランド国内の複数のフェスティバルに参加し、コンサートに出演。その演奏が絶賛され、国営放送を始めとする各種メディアに取り上げられる。
【ギター・アコーディオン・ブズーキ】 北海道出身。東京藝術大学音楽環境創造科卒業。 様々な楽器を用いて演奏、作曲する。 アコーディオンデュオmomo椿*での演奏・創作活動や、 O'Jizo、tricolor、John John Festivalといったユニット或いは個人でのアイルランド伝統音楽の演奏・普及活動をおこなう。
【アコーディオン・声】 東京都出身。東京藝術大学楽理科卒業。アコーディオンデュオ「momo椿*」のmau。momo椿* では、音楽劇の制作・上演もおこなうほか、バンド表現(Hyogen)のメンバーとして、ダンサー、華道家、美術家 などと共演を続ける。また、子供たちと音楽を創る「音のてらこや」を主宰。 音楽を通して世界と対話し、あらゆる美しさに花を添えられますよう。
【フルート】 1983年生まれ。10才よりフルートを始める。北海道苫小牧東高校、東京芸術大学卒業。フリーで活動中。 趣味は、散歩、読書、ゴルフの練習、生き様観察、好きな人と何が出来るか考えて実践すること。あだ名はのんたん、のんちゃん、たんたん。
【サックス】 1986年生まれ谷川俊太郎ファンである両親が俊太郎と命名。 玉川学園にて豊かな音楽教育を受け、東京藝術大学を卒業。 クラシック音楽で習得した幅広いテクニックを発展させ、ジャズ、即興、インスタレーションに至るまで、様々なシーンでジャンルや奏法の垣根を越えたパフォーマンスを展開している。ピアニストの佐藤允彦氏や俳優の川平慈英氏らの著名アーティスト、俳優らとの共演も多い。 作曲も精力的に行い、楽曲・アレンジ提供をする等、活動に彩りを加えている。 即興演奏集団『The Alien Networks』のリーダー。 2011年NHKドラマ『下流の宴』の音楽(佐藤允彦作曲)の演奏を担当。 2011年よりオリジナル曲と世界中のコアな作品をアレンジして演奏するグループを率いて、ライブイベント『Alternative Infinity』を定期開催し好評を得ている。
【ヴァイオリン】 大分市出身1983年生まれ 東京芸術大学附属音楽高等学校,同大学音楽学部器楽科バイオリン専攻卒業。10歳時に世界的ヴァイオリニスト五嶋みどり氏によるレクチャーコンサートに選出され出演。その様子が「切れた弦が今心を結ぶ」として大阪朝日放送にて放映。その後日本人中学生としてスカラーシップを受け米国アスペンミュージックフェスティヴァルに招待されD.ディレイのマスタークラス受講終了。帰国後第1回別府アルゲリッチ音楽祭若手演奏家コンサートに招待出演。これまでにゴールドベルク記念音楽祭、インチョンアーツフェスティヴァル・指揮者大友直人・アランギルバート氏(ニューヨークフィル音楽監督)によるmmcjなど国内外の音楽祭に出演参加。 2010年度大分県民芸術文化祭大分発アートの風2010参加アーティスト。
【チェロ】 3歳からチェロを始める。 東京都立芸術高等学校音楽科、東京藝術大学器楽科を卒業。 ヴァーツラフ・アダミーラ、向山規矩子、山本佑ノ介、北本秀樹、河野文昭各氏に師事。 室内楽やオーケストラの活動の他、詩と音楽のコラボレーション、アーティストとのコラボレーション、バレエ/コンテンポラリーダンスとの共演、バンドやシンガーソングライターのサポート演奏、編曲、レコーディングでも活動を広げている。
【ピアノ】 北鎌倉女子学園中学・高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部器楽科卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程ピアノ専攻修了。第45・46回鎌倉市学生音楽コンクール第2位、第13回吹田音楽コンクールピアノ部門第1位、第17回友愛ドイツリート(歌曲)コンクール優秀共演者賞等受賞。 大阪センチュリー交響楽団、芸大フィルハーモニア等共演。大学卒業時、成績優秀者に与えられる同声会新人賞及び読売新人賞受賞、両新人演奏会出演。リサイタル開催などのソロ活動のほか、室内楽・伴奏ピアニストとしても活動し、アウトリーチコンサートなどジャンルを問わずさまざまな演奏会に出演中。これまでに乙幡理恵、竹中淳子、田中由生子、日比谷友妃子 Gabriel Tacchino、角野 裕の各氏に師事。また作曲を大政直人氏に、室内楽を渡辺健二、北川暁子の各氏に、歌曲伴奏をKonrad Richter氏、ピアノデュオを角野 裕氏に師事。現在、東京藝術大学管楽器科非常勤講師(伴奏助手)及び聖徳大学声楽科兼任助手。
【ピアノ】 大阪市出身。”F.リスト”、”A.カサグランデ” 両国際ピアノコンクール最高位。ドイツを拠点に日本・欧州各地での演奏活動を展開中。VOICE SPACEには2006年から関わり、2010年顧問の佐々木幹郎(詩人)、澤村祐司(箏)両氏を招き、「平城遷都1300年記念 奈良に咲く音~ピアノ・箏・詩の朗読によるコンサート~(なら100年会館主催)」を企画・出演。現在ドイツ国立ロストック音楽・演劇大学、同国立シュベリーン音楽院非常勤講師。東京藝術大学・同大学院、ロストック音大修了。
【箏・VOICE SPACE代表】 生田流箏 三絃を金津千重子に師事。東京藝大音楽学部邦楽科を経て、同大学院修士修了。「第2回 八橋検校日本音楽コンクール」において八橋検校賞受賞。朗読ミュージカル「山崎陽子の世界」にて女優 有馬稲子と共演、物語の作曲を手掛ける。日本各地のホールや小中学校等での演奏多数。伝統的な古典曲(地唄)の演奏をはじめ、作曲・編曲にも取り組んでいる。箏曲宮城会 重音会 森の会 よいろの会 所属。
【尺八】 東京藝術大学音楽学部邦楽科尺八専攻琴古流、同大学院修士課程音楽研究科卒業。川瀬順輔師、川瀬庸輔師、小湊昭尚師、に師事。平成22年度大学院アカンサス音楽賞受賞。NHK邦楽技能者育成会54期修了。 古典を研鑽する一方で、バロック楽器と和楽器の「アンサンブル室町」、「VOICE SPACE」では新作にに携わる一方で、二代目高橋竹山と共演、その他「和楽団・煌」、尺八五重奏団「すず音」に所属し様々な可能性を追求している。
【鼓】 6歳より邦楽囃子を始め東京芸術大学を卒業。同大学院にて博士号取得。アカンサス音楽賞、常英賞受賞。 長唄、日本舞踊等との演奏を日本各地及び海外で行う。 ジャズミュージシャンとの共演も多く、坂田明氏、ジムオルーク氏らと「平家物語」を演奏し、ライブ映像のDVDも発売。秘宝感メンバー。和洋楽コンクールグランプリ、読売新聞社賞受賞。 TVでは大河ドラマ「平清盛」「義経」「篤姫」「題名のない音楽会」「百花繚乱」等に出演。
【朗読】 福島県郡山市。2012年、東京芸術大学 先端芸術表現科を卒業後、福島県内で塾講師を務めながら活動中。 朗読やストーリーテリングといった言葉による表現を中心に制作。脚本執筆や構成・演出も手がける。 メッセージの読解に重きを置き、文字や声など言語でおこなうコミュニケーションの繊細さを追究する。 福島弁を用いたパフォーマンスは、東日本大震災以降とくに多く発表。
【美術】 美術家。撮影した画像を元に作る架空の景色、ドローイングなどの平面作品、インスタレーションなどの制作。場や物質に結びついた記憶や感覚を考察する。 みずのように生きるつくるおどる、がモットー。
【クリエイティブ・アドバイザー】 詩人。1947年奈良県生まれ。ミシガン州立オークランド大学客員研究員、東京藝術大学大学院音楽研究科音楽文芸非常勤講師を歴任。 2004年にVOICE SPACEを創設。詩集に『蜂蜜採り』(書肆山田、第22回高見順賞)、『明日』(思潮社、第20回萩原朔太郎賞)など。評論・エッセイ集に『中原中也』(筑摩書房、第10回サントリー学芸賞)、『アジア海道紀行』(みすず書房、第54回読売文学賞)、『瓦礫の下から唄が聴こえる』(みすず書房)など。編著に『新編中原中也全集』全6巻(角川書店)。 国内外で詩の朗読をし、小室等、西村朗、各氏との詩と音楽のコラボレーション作品多数。
制作:中村はる那、荒井風香、小池卓
制作協力:岩神六平事務所